ちまたきどうも、ちまたきです。
私は小中学校とほぼ不登校で過ごしてきました。
その話はこちらで書いています。
この記事を読みに来てくださった不登校の子や、その親御さんは、その後の進路がとても気になっているのではないでしょうか？
確かに、不登校だったのに高校では通学できるのか不安ですよね。
結論から言うと、
不登校だった期間や原因にもよりますが、学校選びをきちんとすれば問題なく高校卒業できます。
なぜなら、義務教育とは違い通信制という選択肢があるからです。
義務教育をほぼ不登校で過ごした私でも、高校卒業することができています。
この記事では、実際に私が通信制高校を選んだ理由や、メリットデメリットについて解説しています。
体験談を踏まえて思ったことを書いてますので、良ければ参考にしてみてください。
通信制の高校を選んだ理由
私は、普通高校ではなく通信制高校を選びました。
その理由は以下の不安があったからです。
- 勉強があまりできなかったので、普通高校でついて行くのは難しい
- 毎日通って卒業できる自信がなかった
通信制の高校というのは、基本的に家で勉強をして通学するのは月に何回かというイメージがあるのではないでしょうか？
しかし、最近では不登校の子が増えてきたということもあり、不登校向けの通信制高校もあります。
私も不登校の子が多く通う通信制高校に進学しました。
特徴としては、
- 通信だけど普通高校と同じ週5日コースがあるところも
- 通信なのでコースにもよるが多く欠席しても課題をこなせば卒業できる
- もし全日型で難しいと思ったら、週1などにコースを変えることも可能
- 勉強も、小中の範囲から教えてもらえる
小中不登校であった私にはぴったりだと思いました。
私が思う通信制高校のメリット
通学に不安があっても安心
まず、1つのコースではなく自分に合った選択ができるのも通信制の良いところです。
不登校の経験があれば、通学に不安がある方も多いのではないでしょうか。
私が通っていたところは、はじめから月に数回のコースを選ぶこともできますし、途中から編入のような形で変えることも可能でした。
同じ学校内での編入なので、先生が変わることもないので不安も少ないと思います。
また、通信制高校は学校指定の課題を提出することとスクーリング（通学）で単位を取得します。
普通高校と違い課題があることで、週5日通うコースで多く欠席してしまっても卒業できます。（最低出席日数は学校やコースによって変わります）
通学に不安があっても、ある程度課題でカバーできるので不登校だった子には向いているかと思います。
ちなみに私は週5日のコースで精神的につらくなった時期があり、1ヶ月ほど休んだ時期があります。（それ以外はほぼ皆勤）
普通高校で1年間に30日休むのはかなり卒業や進路に響くかもしれませんが、通信制高校だったので問題ありませんでした。
また、定期的に休んでしまったり遅刻してしまう子もいましたが、みんな卒業していました。
同じ悩みを持った仲間ができる
通信制の高校を選ぶというのは、それなりの事情があってのことだと思います。
実際に私の同級生でも多くの子が不登校を経験していました。
不登校になった理由は様々だと思いますが、同じ悩みや過去を持った仲間に出会えるというのも良かったと思います。
高校生活を一緒に過ごす仲間は、一生の友達になったりします。
私も、通信制高校で出会った友達とは大人になった今でも、定期的に会う仲です。
高校というのはみんなが自分で選ぶからこそ、高校は共通点が多い人が集まるのではないでしょうか。
高校選びはとても大切だと思います。
私が思う通信制高校のデメリット
通信制高校のデメリットは、勉強面です。
正直、通信なので進学校のような授業は期待できません。
そもそも、大学に進学する人が少ないからだと思います。
実際に私の同級生で大学に進学したのも、半分ほどでした。
あくまでも高校卒業資格を取るためであると思っておいたほうががっかりしないかもしれません。
もちろん、学校や先生によっては指導してくれる場合もあります。
しかし、授業としては行ってくれるところは少ないと思うので、自力でやるしかありません。
私も質問を聞く程度でした。
そのため、私は高校卒業後に大学へ進学しましたが、やはり高校での授業だけでは難しいと判断したので予備校に通いました。
予備校はお金も体力もかかるので、あまりお勧めできません。
不登校であった方には、好きな場所で好きな時に勉強ができるほうがあっていると思います。
こちらの記事で詳しく解説していますので、良ければご覧ください。
【まとめ】自分に合った高校を選ぼう
ここまで、小中不登校だった私の通信制の高校生活について紹介してきました。
通信制高校は、基本的に家で勉強をして通学は月に数回と思っている方が多いかもしれません。
しかし、普通高校と同じような毎日通う週5日のコースがある通信制高校もあります。
大学進学まで考えているのであれば、正直通信制高校の授業だけではカバーしきれません。
ですが、勉強する方法はいくらでもあります。
まずは自分に合った高校を選んで、卒業することを目標にしてみませんか？
私の経験が、少しでも高校選びに悩んでいるあなたの参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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