【体験談】小学生・中学生不登校でも大丈夫。HSCで学校に行けない子供、親に伝えたいこと。

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HSCで学校にいけない子供、親に伝えたいこと

雨が続くと気分が落ち込む、ちまたきです。

私はHSP(敏感な人)です。そして、きっとHSC(敏感な子供)だったと思います。

今だからHSPやHSCという言葉を知っている人が多いですが、私が子供の頃はそんな言葉を聞いたこともありませんでした。

だから、この性格をずーっと自分のせいだと思ってました。

そして、親も同じく自分の育て方のせいだと思ってました。

HSPという存在を知って、生まれつきで、周りにもそういう人が多いと分かったら、だいぶ心が落ち着きましたね。

HSCのお子さんがいるお父さんお母さんも、自分の子が障害などではなく性格なんだとわかって、ほっとした人も多いのではないでしょうか。

だからと言って、子供に直接どうしてほしいか聞くのは難しかったりすると思います。

今回は、HSCだったわたしが、子供の頃どんなことで困っていたか、周りにどんな風にしてもらいたかったかを書いていこうと思います。

HSCと一言で言っても、いろんなタイプのお子さんがいると思うので、参考程度に見ていただけると嬉しいです。

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目次

そもそも、HSP・HSCとは?

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HSP(Highly Sensitive Person)とは、「とても敏感な人」のことを言います。

HSC(Highly Sensitive Child)とは、「とても敏感な子供」のことを言います。

どちらも大人か子供かという違いなだけで、人一倍敏感であることに変わりはありません。

特徴としては、以下のことが挙げられます。

  • 繊細な心の持ち主
  • たくさんの情報が一度に入ってくる
  • 音やにおいの些細な違いも分かる
  • とても慎重で、行動がゆっくり
  • 共感力が高い
  • 想像力が豊か

これだけ見ると、とてもいい長所のように見えますが、これが短所になってしまうことがあるのです。

私がHSCで困ったこと

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私が子供のころに困ったことは、いくつかあります。

学校生活

学校は、たくさんの情報があります。

勉強面では、当然のことながら多くの教科を習い、みんなで授業のペースを合わせます。

生活面では、規則やルールを守ることから始まります。

慎重によく考えてから行動していたので、たくさんの情報が頭に入ってきてしまうと、みんなに合わせて行動することが苦手でした。

また、私は音やにおいにも敏感です。

学校特有のにおいがあって(誰にも共感してもらえたことがありませんが)、そのにおいを感じると周りと同じように出来ない自分が苦しくなっていました。

小学生や中学生は、遊び盛りで学校で騒いでいることが多いと思います。

よくある事だとは思いますが、私にとって大きな話し声や叫び声が疲れてしまう要因でした。

音やにおい、情報が多いことなどから疲れやすく、義務教育のほとんどを不登校で過ごしました。

不登校の体験談も書いていますので、良ければご覧ください。

家での生活

家では、学校とは違い自分のペースで出来ることが多いと思います。

しかし、いつも親の顔色をうかがっていました。

仲が悪いわけではありません。むしろ大好きです。大好きだからこそ、いつも幸せであって欲しいと思っていました。

子供ながらに、親にできるだけ迷惑をかけないように、小さい頃から気を使っていたと思います。

今は、親に理解してもらえているということもあり、安心して甘えることができるようになりました。

 家族で人ごみに出掛けることも苦手です。

どうしても行かないといけない用事は、道中とっても不機嫌だったの覚えています。

また、病院のにおいが特に嫌いです。

何をされるのかわからない病院が怖かったというのもありますが、アルコールや薬のにおいがするのがダメです。

家に帰ってきても髪や服にその匂いが付いているので、お風呂に入るまでストレスです。

学校に行っていなかった時は、違う居場所を見つけて過ごしていることが多かったです。

今不登校でも、高校や大学になれば通える可能性が高い

私のようにHSCの子供たちは、不登校になる確率が高いそうです。

そんな今不登校の子供たちは、高校や大学に通えないのではないかと思っているかも知れません。

絶対に通えるようになります!

…とは言いきれませんが、小、中学校よりは通いやすいと思います。

なぜなら、自分でペースを決めれる、自分に合った学校に行けるからです。

私は義務教育をほとんど不登校で過ごしてきましたが、高校にも入学できたし、大学も卒業出来ました。

高校は、通信制の高校でした。

勉強はもちろんダメダメだったので、小、中学校の範囲を高校の時にやり直しました。

 ほぼ毎日通うことが出来て、大学にも行くことが出来ました。

義務教育と、その後の学校の明らかな違いは、自分で行うことが多いということです。

HSCの子供は、決して勉強ができない訳でもないし、1人で行動できない訳でもありません。

むしろ、慎重に物事をこなして行くので、失敗は少ないはずです。

周りよりも少し、ペースが遅いだけなんです。

だから、自分で決めることが多い高校や大学は、HSCに合っているんだと思います。

また、人間関係も限られた人達と過ごしていればいいのでとっても気が楽です。

大人になればなるほど、騒ぐ人もいなくなるので学校でも静かに集中できます。

大人になったら少し楽になった

周りと違う自分や、周りについていけない自分に悩んでいると思います。

私も、どうしてこんなにも疲れやすいのか、ずっと悩んでいました。

でも、大人になって社会に出れば、年齢なんて関係ありません。

いくら早かろうが遅かろうが、周りからは出来栄えだけを見られるようになります。

大学でも、同じ学年で年上の人はたくさんいました。

HSCだった私は、大人になったら少し楽になることが増えたように感じます。

何歳なのにこれができないの?

などといった年齢で縛られることがほとんどなくなり、個人としてみてもらえるからかもしれません。

多少仕事が遅かったとしても、完成形のクオリティが高ければ早さよりも技術を買ってくれる人が必ずいます。

だから、今遅くたって大丈夫です。

 いつか必ず追いつくし、「追いつかなくてもいいや」って思える日が来ると思います。

もしHSCの子供をもつ親御さんが今これを読んでくれているとしたら、その子がやりたいと思っていることをとことんやらせてあげてほしいです。

好きなことや得意なことを見つけるのには、意外と時間がかかります。

何も考えずに思うがまま素直に行動できるのは、子供のうちだけだと思います。

私は、いまだに好きなことを見つけられていません。

 なので、今探している最中です。

今探していて思うのは、とても時間がかかるということ。

好きそうなもの・得意なものを手あたり次第やってみるしか方法がないからです。

子供のうちに見つけられていたら、やることが明確になって目標を立てやすかったなと思います。

だからこそ、時間がある子供のうちに、好きなことを見つけてほしいなと思います。

【まとめ】生きやすい方法を探していこう

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私も両親もそうですが、子がHSCなら親もHSPであることが多いようです。

親子ですもんね、当たり前でしょうか。

つまり、親子そろって疲れやすいということです。

周りの家族がああだからとか、周りの目とか、気になるのはとってもよくわかります。

でも、それで苦しんで楽しく過ごせなくなっていては元も子もありません。

環境が整ってさえいれば、大きな力を発揮できるのがHSP・HSCの大きな武器でもあります。

私たちHSP・HSCが生きやすい方法を見つけることができれば、敏感な心を持っていて良かったと思えるようになるのではないでしょうか。

私がHSPを知り、心が軽くなった本を紹介しておきます。

HSCについてはこちらがおすすめです。

イラストでわかりやすく解説されています。

著:明橋 大二, イラスト:太田 知子
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また、私が不登校になった時の担任の先生からもらった言葉があります。

この言葉で家族全員が救われ、成長することができました。

今でも大切にしています。

この記事で紹介していますので、良ければご覧ください。

少しでも心が軽くなって、前向きになってもらえたらうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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