どうも、プラスチックを減らす努力を日々してます。ちまたきです。
最近、マイクロプラスチックが問題になっているというニュースを聞きまして、私は心底震えています。
なぜなら、どんどん私の体の中にも溜まっていっているというのだから。
そう、きっとあなたも知らず知らずのうちに食べていますよ。
そんなニュースを見て、改めてプラスチックに頼りすぎている生活を見直そうと思いました。
小さなことからコツコツと、環境のためにも自分のためにも、プラスチック削減に取り組んでみませんか?
マイクロプラスチックとは?
マイクロプラスチックとは、ただのプラスチックではありません。5mm以下に小さくなってしまったプラスチックのことを言います。
道路に捨てられたプラスチックのゴミや、川や海に捨てられたプラスチックのゴミ。
何年もかけて紫外線や雨や風に打たれて、目に見えなくなるほど小さくなります。
目に見えないからこそ、ゴミがある事に気が付かないんですよね。
でも、自然に分解されることはありません。
なので今の地球には、たくさんのマイクロプラスチックで溢れているそうです。
それどころか、増え続けています。
また、驚くことに洋服を洗濯することでも微量のプラスチックが流れ出ているそうです。
夏になったらエアリズム。冬になったらヒートテック。着てませんか?
ほかにも、化学繊維と言われている洋服はたくさんあると思います。
昔はきっとほとんどが綿100%だったんでしょうネ…。
海洋汚染や生態系に影響がある
目に見えないのなら、環境や動物にも影響がないのではないか。そう思うかもしれませんが、海の動物達にはすでに影響が出ています。そして、私たちも間接的にかかわっているのです。
マイクロプラスチックはとても小さいので、風でも簡単に飛ばされてしまいます。
大半の行きつく先は、海です。
海にマイクロプラスチックが流れ込むと、魚たちが餌と間違えて食べてしまいます。
そして、内臓に詰まって最悪死に至るケースもあるそうです。
地球の海はどんどん汚染が進んでいって、生態系が破壊されつつあるのです。
あなたの体の中にも、プラスチックが入ってる
あなたは日常的に魚を食べますか?
日本人なら、食卓に魚料理が出てくることが多いと思います。
でもその魚は、どこで育っている魚でしょうか?
そう、マイクロプラスチックがたくさんある海で育っています。
餌と間違えて、食べてしまっている可能性があります。
その体の中にプラスチックがある魚を、私たちは食べているのです。
今はまだ人間に影響があるという研究結果は出ていないようですが、体に良い影響を及ぼさないことは明らかですよね。
知らず知らずのうちに食べてしまっていることは、とても怖いことです。
プラスチックを減らすために日々できること
プラスチックというものはとても便利なもので、今や生活の至る所にあります。
でも、必要以上に使いすぎているなと感じています。
すべてなくしてしまうのではなく、プラスチックでなくてもよいところは違うものに変える。その努力を積み重ねていく必要があると思います。
大前提として、
- ポイ捨てしないこと
- ごみの分別をきちんとすること
これらは必ず守る必要がありますね。
それでは、私が実際に行っているプラスチックを減らす方法をいくつかご紹介します。
繰り返し使えるラップを使う
これは、個人的に一番もったいないと思っていたところでした。
ラップは使い捨てが基本です。
衛生的にも、汁物がこぼれる心配もない。電子レンジで加熱もできる。使い勝手はとてもいいですよね。
でも、少し冷めたごはんやおかずを、温めるためだけにラップを使って捨てていることは、とてももったいないと感じていました。
なので今は、繰り返し洗って使えるラップを使用しています。
これは、いろんなサイズがあって伸縮性もあるのでお皿の形状も選ばず使えます。
しかも、食洗器対応なので洗うのがめんどくさいと思っている人にもお勧めできます。
もう何十回と繰り返し使っていますが、まったくへこたれません。
ピタッとお皿にくっついてくれるので、汁物もこぼれたりしません。
使い捨てのラップを定期的に買わなくて済むようになったので、経済的にもお得だと思います。
ペットボトルを買わない
どこかに出かけるときは、極力水筒を持ち歩くようにしています。
いくらリサイクルができるとはいえ、毎日買っていたら年間何本のペットボトルが出るのでしょうか。
絶対に買わないというわけではありませんが、どうしてもってとき以外は買わないように心がけています。
「使い捨て」のものを使わない
これは、先ほどのラップもそうですが、使い捨てのプラスチック製品は買わない、使わないようにしています。
そもそもプラスチックは洗って繰り返し使えるという素材なのに、なぜ一回で捨てるという文化になってしまったのでしょうか…謎です。
私は飲み物をストローで飲むのが好きなのですが、プラスチックのストローは使っていません。
繰り返し洗って使えるストローがあります。
しかもこれ、ストロー自体が冷える素材です。なので、飲み物が冷たいまま口の中に入ってきてくれてとてもおいしく飲むことができるのでおすすめです。
まとめ
プラスチックは、とても便利なものです。
軽い・濡れない・加工できる…などなどメリットがたくさんです。
でも、メリットがあれば必ずデメリットもあるはずです。人間が便利だという理由だけで作ってしまった以上は、きちんと地球や生物のことを考えて行動する必要があると思います。
とにかく、必要以上にプラスチックを使わないこと。
変わりが利くものはほかのもので代用する。
小さなことでも、大勢がやれば大きくなります。
塵も積もれば山となる
すこしずつ、一緒に始めませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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