不登校を経験した私が考える、学校の必要性。

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よく、学校が嫌なら無理して行かなくていいよとか、学校だけが全てじゃないと言いますよね。

 

私も、その意見はよく分かります。

 

実際私も不登校でしたが、こうしてちゃんと大学卒業まで出来たし、大人になれています。

 

でも、学校に行くことは、高校や大学に通っている時にものすごく必要性を感じました。

私は、学校は生き方を学ぶ場所だと思っています。

 

無理して体調を崩したり、死にたいと思ってまで行く必要はまったく無いと思います。

それはもう、行かなくていいです。ほかの方法を考えましょう。

 

でも、もし迷っている段階なのであれば、少し頑張って行っておいた方がいいんじゃないかなと思います。

 

今悩んでいる方に、私の体験談が参考になればと思います。

 

 

 

 

 

 

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目次

学校の必要性

学校なんて行かなくていい!とは、思いません。

やっぱり、出来るだけ行った方がいいし、私が親の立場だったとしても、行かせた方がいいと思います。

 

なぜなら、家にいては協調性や成功や失敗の経験、友達作りは出来ないからです。

 

 

協調性と一般教養

まず、学校は共同生活です。

人間は、生きていく上で誰かと関わりを持たなければなりませんよね。

 

コミュニケーション能力を鍛えるには、やっぱり学校はもってこいの場所だと思うんです。

 

というか、全員が全員学校に行かずに過ごしていたら、大変な世の中になっちゃいます。

 全員がやりたい放題では、世界は成り立ちません。

 

協調性は、誰かと過ごすことでしか学べないと思っています。

 

一生、家に籠って過ごすならいいかもしれません。

 

でも、きっと学校に行きたくないと思う人は、別の生き方を探しているからこそ行きたくないんじゃないでしょうか?

 

ということは、やっぱりいずれは誰かと関わりを持つはずです。

 

学校の言う通りにしていると個性がなくなるともよく言いますが、それは、個人的には違うんじゃないかなーと思います。

 

個性だけがあっても規則を守ったり協調性を学べていなければ、ただのわがままな大人に育ちます。

 

周りに合わせつつも、個性を発揮できるのが理想的ですよね。

 

 私は不登校であったために、周りとのコミュニケーションの取り方が上手くいかず、悩んだこともありました。

一般的なことがわからず、恥ずかしいなと思ったこともありました。

 

学力をつけることだけが学校ですべきことではないと思います。

むしろ、人とのかかわり方や生き方を学ぶところなのではないでしょうか。

 

 

失敗する経験

学校って、どんなに失敗しても大丈夫なんです。

もちろん、失敗することって怖いし恥ずかしいし、出来ればしたくないですよね。

 

でも、子供の時の今だからこそ、失敗する経験をしておかないと、大人になった時にちょっとした事でつまずきます。

 

なんでもいいんです。

 

例えば、発表で間違えてしまったり、忘れ物してしまったり、友達の物を誤って壊してしまったり。

 

本当にささいなちょっとした失敗をたくさん経験しているかどうかで、その先の人生が大きく変わると思います。

 

私は失敗することが怖くて、避けて通ってきました。

それが、高校、大学に進むにつれて、大きな障害になっていきました。

 

失敗したことがないからこそ、挑戦することも躊躇するし、失敗した時にどうしたらいいのかも分からない。

 

まだ学生のうちなら大丈夫です。

 

でも、社会人になったらどうでしょうか?

 

失敗は、出来るだけしてはいけない状況になります。特に仕事中ならなおさらです。責任はすべて自分なので、自分で何とかしなければいけません。

 

でも、学校なら先生や友達が助けてくれたり、アドバイスをしてくれます。

失敗しても、次に繋げやすいです。

 

子供のころは、失敗を恐れずに何でも挑戦することが大事だと思います。

そして、その環境として学校は良いところだと思うのです。

 

 

 

大切な友達ができる

同年代の子と過ごす時間で1番長いのは学校にいる時です。

いろんな経験を一緒にすることで友情も深まるし、喧嘩もします。

 

出会いの場所だと思っています。

 嫌なことも、辛いことも、楽しいことも、嬉しいことも一緒に乗り越える。

 家族以外の大事な人を見つけることは、人生を豊かにします。

 

友達が多いことが良いわけではありませんが、気の合う友達を見つけることは1度や2度会うだけでは分かりません。

 長い学生生活の中で、これから付き合っていく友達を見つけることは、生きていくうえで大切なことだと思います。

 

 

学校は、生き方を学ぶ場所

学校は学力の勉強をするだけではありません。

協調性や、成功や失敗の経験、そしてこれからの人生の気の合う友達作り。

 

どのようにして生きていくか。どんな生き方があるのか。

そんな生き方について学べる場所だと思います。

 

学力を上げたければ塾に行けばいいんです。

でも、いろんな生き方を教えてくれるのは、学校くらいしかないと思います。

同じ世代の子がたくさん集まる場所なんて、学校しかないんじゃないでしょうか。

 

そうやって、こういう生き方がしたいから、こういう職業に就きたい!だから勉強しよう!というのが、学校の役割であってほしいです。

 

私だったら、こんな考えを持ちながら学校に一から通い直したいですね。

 

迷っているなら、生き方を探しに学校に行ってみませんか?

もちろん、学校に行くことを強く進めるわけではありません。学校に行かないという選択肢も生き方の一つだからです。

参考にしてもらえれば、と思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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