自分の検索履歴が家族に共有されたくない場合の対策を解説!家族間で同じターゲッティング広告が出てくる理由とは?Wifi が原因?

当ページのリンクには広告が含まれています。
広告に家族の検索履歴が出てくる。その対処法。
ちまたき

インターネットには疎い、ちまたきです。

あなたは、自分が検索したこともないような広告が出てきたことはありませんか?

この前、母に言われたことがあります。

「まったく調べたことないのに、やたらと猫じゃらしの広告が出てくるのよね~」

その広告を見てみると、私が前によく検索していた商品だったのです。

ほかの広告にも、父親が検索していそうな商品だったり、私がほかに検索したことがあるものが出てきました。

この以下のような楽天の広告に、あなたの家族の検索履歴から商品が出てくることがあります。

なぜ母のスマホにほかの家族の検索履歴が影響しているのでしょうか。

ちなみに、Amazonや楽天のアカウントはみな別々です。

結論から言うと、

cookieに保存されたIPアドレス、つまり、家族で共有しているWi-Fiが関係していました。

この記事では、家族の検索履歴が出てくる理由と自分の検索履歴がバレないようにする方法をご紹介しています。

一番簡単に対策する方法は、自分専用のWi-Fiを持つことです。

それでは、詳しく説明していきましょう。

スポンサーリンク
目次

家族で同じWi-Fiを共有すると検索履歴の広告がでるのはなぜ?

wifiをスマホで使う

これは結論から言うと、 家族で同じWi-Fiを共有していたからです。

現代の家では、ほとんどの家庭でパソコンを持っているためにWi-Fiを設置している家庭は多いのではないでしょうか。

もちろん、私の家にもあります。

そして、Wi-Fiは何台のデバイスとも接続することができるため、家族で共有している方がほとんどだと思います。

そのWi-FiにはIPアドレスというものが割り振られており、私たちがAmazonや楽天を閲覧すると、cookieのシステムによって閲覧した記録としてデータがサイト側に残ります。

サイト側はそのデータを使い、広告の中身を決めています。

このような広告のことを、ターゲティング広告と言います。

つまり、スマホやパソコン一つ一つのデータではなく、Wi-Fiのデータとして記録されているために、ほかの家族の検索履歴が影響したというわけですね。

ターゲティング広告は、私たちの検索履歴から好きそうな広告を選んでいるのです。

家族と同じWi-Fiを使用していると、Wi-Fiのデータをもとにしているので家族全員分のターゲティング広告が自分のスマホに表示されます。

ターゲティング広告によって、家族に自分の大まかな検索履歴がバレてしまうということがわかりましたね。

ここまで読んで、

  • IPアドレスってなに?
  • cookieってなに?

ってなっている方もいるかと思うので、簡単に説明したいと思います。

家族に検索履歴がバレる原因のIPアドレスとは?

インターネットの中の住所のようなもので、スマホやパソコンなど一つ一つに割り振られます。

インターネットでホームページを見る場合。また、メールを使う場合に送信先や送信元を識別する必要があります。この識別にIPアドレスは使われていて、いくつかの種類があります。

IPアドレスの詳しい解説は、以下の記事をご覧ください。

cookie(クッキー)とは?削除することは可能?

あなたが見たウェブサイト側からあなたのスマホやパソコンに保存される情報のことをcookie(クッキー)と言います。

ウェブサイトを見た時間や日にち、訪問した回数、買い物履歴などです。

これらは、IPアドレスで識別されています。

cookieはインターネットを利用する上でとても便利な機能です。

しかし、検索履歴がバレると思うと削除したいと考えるのではないでしょうか?

cookieを削除することは、それぞれのブラウザの設定から可能です。

ただ注意してほしいのが、cookieを削除すると利用が制限されるサイトもあります。

利便性がかなり下がるので、あまりおすすめは出来ません。

例えば、Amazonや楽天などで買い物中にカートに商品を入れたままサイトを離れたことはありませんか?

その時、戻ってもカートに入れた商品はそのままになっていると思います。

この例はほんの一部ですが、cookieが私たちの行動を記録してくれているおかげでストレスなくインターネットを利用できているというわけです。

家族に検索履歴が共有されたくないときには、これから先で紹介する方法を試してみることをおすすめします。

同じWifi を使っているからと言って、検索履歴自体がバレるわけではない

スマホを触る人

ここまで読んでくれた方は、家族に検索履歴がバレるのかと思っているかもしれません。

しかし、あくまでも家族間で共有されるのはIPアドレスであって、楽天などで見ていた商品がターゲッティング広告としてバレるだけです。

つまり、「どんな単語で検索していたか」まではバレないということです。

例えば、「猫 おもちゃ おすすめ」と検索して猫のおもちゃを探していたとします。

すると、家族のスマホに出てくる広告が、猫のおもちゃになる可能性が高いです。

だから、「猫 おもちゃ おすすめ」といった検索履歴自体がバレるわけではありません。

商品を通じてなんとな~くバレてしまうということです。

4人家族など複数人であれば、なおさらだれが何を検索していたか特定するのは難しいですよね。

ただもし以下のような場合あれば、バレてしまう可能性が高いかもしれません…。

  • 趣味関連のものを調べていた
  • 二人暮らしである

ファミリーリンクの場合は、検索履歴がバレる?

Google派の方でお子さんにスマホを持たせている場合、ファミリーリンクを利用している方も多いかと思います。

お子さんに安全にインターネットを使ってもらうために、親側から制限をかけられるので便利ですよね。

ファミリーリンクは親側が様々な制限をかけれるため、お子さんは親に検索履歴がバレるのではないかと思っているかもしれません。

しかし、ファミリーリンクも同様に検索履歴自体が共有されることはありません。

検索履歴を確認する方法はありますが、アカウントやスマホが必要となってくるので、お子さんの協力がなければ簡単に調べることは出来ないかと思います。

家族に共有されたくないときの対策

スマホを持つ人

普段から家族に共有されてもいいという方は気にせずに使ってもらって構いませんが、こんなものを検索してるなんて家族に共有されたくないっていう方もいると思います。

いつもならいいけど、例えば母の日のプレゼントだったり、家族の誕生日プレゼントを選んでいるのはバレたくないですよね?

そんなときの対策方法を紹介します。

cookieを無効にする

知られたくない検索をするときに、一時的にcookieを無効にする方法です。

cookieを無効にすると、サイトによってはうまく表示されなかったり、買い物ができなかったりする不具合が生じる場合があります。

なので、あまりお勧めできません。

Wi-Fiを使わない

これは、パソコンではなくスマホに限った話になるのですが、Wi-Fiを切って携帯会社の回線で検索する方法です。

データ容量を使ってしまうことにはなりますが、自分のスマホにしか記録が残りません。

スマホの契約を使い放題などにしていないと、データ容量を使いすぎてしまう可能性があるというデメリットがあります。

違うルーターを使う

最近では、家に設置しているWi-Fiのほかにも、持ち歩きのルーターを持っている方もいるのではないでしょうか。

そういった自分専用のルーターをお持ちの方は、それを使うことで知られることはなくなります。

とはいえ、契約の期間や縛りなど、試してみたいけどなかなか手が出せない方も多いのではないでしょうか?

そんな方には、家でも外でも使えるチャージ型WiFi「トマルヨ」がおすすめです。

  • ギガを使い切ったらまた新たに必要な分だけ購入するチャージ型だから安心
  • 契約期間や月額料金の縛りが無いので、お試ししやすい
  • チャージしたギガの使用期限は1年間だから無駄なく使える
  • 持ち運びできるモバイルルーターだから、国内外どこでも使える

とにかくシンプルでわかりやすく、使いやすいのが特徴です。

月額0円・契約不要縛り無し、面倒な手続き無しの1家に1台のモバイルWiFi【トマルヨ】

フリーWiFiは安全?

公共の場やカフェで使える便利なフリーWiFiを使えば、家族に検索履歴がバレることはありません。

最近では、フリーWiFiが当たり前の世の中になってきましたよね。

しかし、セキュリティー面が不安で使いたくないという方も多いのではないでしょうか?

そんな時は、ウイルスバスターがおすすめです。

ウイルスバスターはパソコンにだけと思っているかもしれませんが、今はスマホにも入れておくと安心です。

一人の契約で、三台の端末に使えるので、家族で使えるのも嬉しいですよね。

Googleなら同じWifi で共有される広告を消すことは可能?

同じWifi を家族で共有していると、検索履歴から広告も共有されるということがわかっていただけたと思います。

自分のターゲッティング広告をほかの家族に表示させない方法は上記で説明しましたが、自分側にもほかの家族のターゲッティング広告が表示されてしまいます。

1日に何回もスマホを触る方であれば、何度も同じ広告を目にして嫌になってしまうことはありませんか?

そんな時は、Googleアカウントがあればカスタマイズされた広告をオフにすることも可能です。

こちらの記事でオフにするやり方を解説しています。

代わりにほかの広告が表示されるので、広告自体を消すことは出来ません。

しかし、この広告は見たくない!といったピンポイントでオフにすることができるので調べ物がはかどるかと思います。

【まとめ】仕組みを理解して、うまく使いこなそう

PCでコーヒーを飲みながら作業

なぜ家族の検索したものが自分の広告に出てくるのかを解説してきました。

家族で同じWiFiを使うことで、WiFiのIPアドレスが記録されてしまい、家族全員分の検索履歴をもとに広告が選ばれてしまうからです。

常にすべてを知られたくないという場合には、同じWiFiを使わないという方法しかありません。

しかし、たまにだったらちょっとした方法で対策をすることができます。

なんで家族に知られないように対策をしなければいけないんだと思うかもしれません。

ですが、IPアドレスもcookieも、本来は私たちの生活をとても便利にしてくれているシステムです。

毎回対策したくないという方は、思い切ってモバイルWiFiを使うのがおすすめです。

仕組みをきちんと理解して、スマホやパソコンをうまく使いこなしていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして!
    Wi-Fiにこんな秘密が書かれているとは、想像もしておりませんでした笑。かなりびっくり…
    読者とならせていただきました!また続けて更新楽しみにしています(^^)

  • てくてくさん!コメントありがとうございます!
    私もこの記事書くまでは知りませんでした〜笑
    面白い記事書けるように、頑張ります!

コメントする

CAPTCHA


目次