コーヒーが好きな方であれば、毎日のように出てくるコーヒーかす。
当たり前のように捨てているコーヒーかすは、消臭剤として再利用できるのを知っていましたか？
なんと、活性炭の約5倍の消臭効果があるそうです。
今回は、
- コーヒーかすの消臭作用がある理由
- 電子レンジで簡単に消臭剤にする方法
- めんどくさがり屋でもめんどくさくない専用ポット
これらを紹介していきます。
コーヒーかすを再利用したい！という方は、参考にしていただけると嬉しいです。
なぜコーヒーかすは消臭作用があるの？
コーヒーはにおいが強いことから、消臭作用があるというのは意外ですよね。
しかし、においを吸収してくれる作用がっとても高いんです。
よく消臭剤として活性炭を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
コーヒーかすも、活性炭と同じように多孔質のため消臭作用があると言われています。
なんとコーヒーかすは活性炭の約五倍の効果があるというから驚きですよね！
その活性炭よりも消臭効果が高い理由を見ていきましょう。
豊富な水分がある
コーヒーかすには、多くの水分を含んでいますよね。
水分が多いと、においの吸着効果がアップします。
無数の穴が開いている
コーヒー豆には、多孔質で無数の穴がたくさん開いています。
さらに、コーヒーを飲むときは豆を挽くのでより表面積が増え、消臭効果が高まります。
酸性である
コーヒーかすは酸性のため、嫌なにおいの元であるアルカリ性のアンモニアを吸着して中和する効果があります。
コーヒーかすを消臭剤に再利用する方法！
コーヒーかすを消臭剤に再利用する方法として、二つのパターンに分けられます。
湿ったまま使う
湿ったまま使う場合は、特にアンモニア臭に効果が高いと言われています。
トイレのにおいが気になるときにおすすめです。
しかし、湿ったままの状態だとカビが生えやすいという難点があります。
2～3日で取り換えるようにしましょう。
乾燥させてから使う
一度乾燥させることで、カビの心配もなくいろんなことに使えるのでおすすめです。
乾燥させる方法はいくつかあります。
- フライパンで煎る
- 自然乾燥させる
- 電子レンジで加熱する
中でも電子レンジを使う方法は、電子レンジに付いたにおいも乾燥させるのと同時に消臭してくれるので一石二鳥です。
今回は、実際に電子レンジを使った乾燥させる方法をご紹介します。
実際に電子レンジでコーヒーかすを乾燥させてみた！
まず、湿っているコーヒーかすをフィルターから取り出し、乾きやすいよう平たくお皿に移します。
電子レンジに入れて、500W で30秒。
軽くかき混ぜて、もう一度30秒加熱します。
完全にサラサラに乾燥するまで続けてください。
乾いたコーヒーかすを、コーヒーフィルターに入れて封をします。
ホチキスを使って、しっかりと止めました。
今回私はコーヒーフィルターを使いましたが、ガーゼやお茶パックなどでも代用できますよ！
私は今回、蓋つきごみ箱の中の消臭剤として使いたかったので、ごみ箱の蓋の裏側にテープで張り付けました。
げた箱などであればそのまま置くだけでもいいですし、使いたい場所に合わせて設置してください。
コーヒーかすで作った消臭剤の交換目安は？
コーヒーかすを消臭剤にした場合の交換目安は、
- 湿ったまま使う場合は2～3日
- 乾燥させた場合は1～2週間
湿ったまま使うほうが消臭効果が高いですが、カビが生えやすいというデメリットがあります。
湿気の多い場所や時期によっては、すぐにカビが生えてしまう可能性もあるので、こまめに確認しながら使用してください。
とはいえ、コーヒーが好きな方であれば毎日でもコーヒーかすが出るのではないでしょうか？
交換目安に限らず、いくらでも交換できるかもしれませんね。
簡単に消臭剤として使うなら専用ポットがおすすめ！
乾燥させたりする手間がめんどくさい！という方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのは、コーヒーかすを消臭剤にできる専用ポットがおすすめです。
ポチップ
コーヒーかすが入ったフィルターのまま、このポットに入れるだけというお手軽さ。
フィルターをごみ箱に捨てるのではなく、このポットに入れるだけなので、手間はかかりませんよね。
しかも、見た目もおしゃれなのでトイレや玄関の下駄箱などにおいてもインテリアとしてなじんでくれます。
めんどくさいけど、再利用はしたいという方にはおすすめです！
【まとめ】コーヒーかすを再利用しよう
ここまで、コーヒーかすを消臭剤として再利用する方法をご紹介してきました。
消臭剤として有名な活性炭の約5倍の効果があるのには驚きですよね。
コーヒーが好きな方であれば毎日コーヒーかすは出てくると思いますし、簡単に消臭剤として再利用できるので試してみてはいかがでしょうか？
最後までお読みいただきありがとうございました。
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