発酵食品と呼ばれるものは、食品の中に菌がいます。
で、キムチって発酵食品じゃないですか。
我が家では、毎年冬にキムチを手作りしています。
でも、何の菌でできているんだろう?
だって、キムチ菌とか聞いたことないじゃないですか?
聞いたことないだけで、実際にはキムチ菌がいるのかも?と思って、調べてみました。
するとやっぱり、キムチ菌は存在しませんでした…。
でもちゃんとした発酵食品なので、菌は存在していますよ!
しかも、ヨーグルトと同じ乳酸菌です。
今回は、キムチがなんの菌でできているのか、きちんと発酵しているキムチの選び方を紹介したいと思います。
キムチは乳酸菌による発酵食品だった
私たちの周りには、たくさんの菌がいますよね。
有名なところでいうと、
- 乳酸菌はヨーグルト!
- 納豆菌は納豆!
みたいな感じです。
一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか?
乳酸菌と言えば、ヨーグルトやチーズ、バターなどの乳製品だけだと思っていました。
でも、実はキムチも乳酸菌による発酵食品なんです。
キムチには様々な材料が使われています。
白菜、唐辛子、ニンジン、リンゴ、ニンニク、ショウガ、魚醤、などなど。
これらそれぞれに含まれている栄養素が、塩と合わさって相互作用を起こし、乳酸菌が増殖します。
キムチはヨーグルトなどの動物性乳酸菌とは違い、植物性乳酸菌です。
胃酸に強く、生きて腸まで届きます。
キムチ菌はなかったけれど、栄養価の高いちゃんとした発酵食品でした!
市販のキムチは発酵していないものがある
キムチは栄養価の高い発酵食品だとわかりました。
でも、作るのは大変だし手軽にスーパーなどで買いたいですよね?
しかし!市販のキムチは発酵していないものが多いんです!
なぜかというと、日本のキムチは漬物のような浅漬けのものが多いからです。
キムチ風漬物っていう感じですかね。
キムチ味のものが食べたいのであれば、日本のものでもいいと思いますが、発酵食品としてキムチを買いたいのであれば、よく選んで買いましょう。
発酵しているから乳酸菌や栄養素が高いわけであって、発酵してなければ効果は期待できません。
発酵しているキムチの見分け方
本場の韓国で作られている、直輸入のものが確実です。
そんなこと言われたって、どれが直輸入のものかわからない!ですよね?
でもそんな時に便利なマークがあるんです。
キムチくんマーク
このキムチくんマークは、韓国産のキムチのみにつけられています。
韓国のおいしさと信頼の証です。
どれを買うか迷ってしまう時は、このマークがあるか見てみてくださいね!
パッケージのどこかにこのキムチくんマークがあれば、発酵しているキムチです。
このキムチにもマークがついてます!
スーパーにも、いくつかこのマークがついているキムチが売っていますよ!
【まとめ】発酵食品のキムチを食べて、健康になろう
キムチには、独自の菌はいませんでしたが、植物性乳酸菌のちゃんとした発酵食品でした。
日本で作られた市販のキムチでは発酵されていないものが多いので、ぜひキムチくんマークを探してみてくださいね。
発酵食品は栄養価が高く、健康に良い食品です。
毎日キムチを食べて、元気に過ごしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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