突然ですが、みなさんは「ホヤ(海鞘)」という食べ物を知っていますか?
海鮮大好き!珍味大好き!漁師です!
そんな人は知っているかと思います。
私は、親戚に漁師さんもいて、私の親も好きなので食卓に並ぶこともあります。
なんですが、ふと疑問に思ったことがあって。
ホヤって、貝なの?魚なの?海藻なの?何なの?
一度も気にしたことなかったんですが、見た目からして、なんなのかよくわからなかったんですよね。
で、調べてみたんですけど、
貝でも魚でも海藻でもなかった!!衝撃!
詳しく説明していきますね。
ホヤは海のパイナップルと呼ばれる海の動物
ホヤ(海鞘)とは、海産物で、海のパイナップルと呼ばれたりもします。
結論から言うと、
脊索動物の中の、尾索(びさく)動物でした!
これだとよくわかりませんよね。
簡単に説明すると、
脊索動物は、3つに分けることができます。
- 脊椎動物…哺乳類である人間や、魚、鳥など、背骨を持っている動物のこと。
- 頭索動物…ナメクジウオの仲間たち。一生、全体長に脊索を持つ。
- 尾索動物…ホヤ類、オタマボヤ類、タリア類。一生、または一時期に尾部に脊索を持つ。
上記から、ホヤは尾索動物のホヤ類ということになります。
ちなみに、貝は軟体動物です。
魚は脊椎動物でした。
海藻は、そもそも動物ではなく植物ですね。
つまり、ホヤはホヤってことらしいです!
ホヤといっても、世界中には2300種以上いて、日本にも数百種類ほどいるそうです。
でも、私たちが目にする食用のホヤは、真ボヤやアカボヤなど一部のみです。
子供のころのホヤは、オタマジャクシの形をしていて、大人になる前に変態を行い、尾と脊索は吸収されるそうです。
子供のころと大人では、姿が一変するんですね~
珍味であるホヤのおいしい食べ方
見た目がちょっぴりグロテスクで敬遠しがちですが、おいしいみたいですよ!
なんで他人事のように言うかというと、
正直、私は好きではないからです!(笑)
まずいっていうことでも、食べれないわけでもないんですが、好んでは食べないかなっていう感じです。
ただ、私の両親は好きで、スーパーで安売りしているとよく買っているので、はまる人にははまっちゃうんだと思います。
というか、珍味なだけあって、大人な味なのかもしれません。
私はまだまだお子様の口なのであまり好きではありませんが、
お酒好きの方ならおつまみにもいいかもしれません。
そう、ホヤって、普通にスーパーで売ってたりするんですよ?
安売りしてると、一個100円とかで。
旬じゃないと、あまり見かけないかもしれませんが。
気になった人は、見つけたら食べてみてくださいね!
おすすめの食べ方は、シンプルにお刺身で、お酢をつけて食べることです。
スーパーでもたまに売っていますが、ネット通販で買うなら山内鮮魚店さんがおすすめです!三陸の新鮮な海の幸を販売しています。
確実に、スーパーで買うよりも新鮮でおいしいと思います。
漁師さんから直接買っているようなものですよ!
ホヤに限らず、旬の海鮮物をおうちでも楽しみたい方にはぴったりだと思います!
気仙沼市のゆるキャラ「ホヤぼーや」
ホヤをモデルとしたゆるキャラもいます。
その名も、ホヤぼーや!
頭はホヤ。
サメの皮のマントを羽織り、腰にはホタテのベルト。
手にはさんまの剣を持った、気仙沼の海の王子!
結構かわいいですよね。すべて気仙沼でとれる食材が盛り込まれています。
私は、さんまの剣が素敵だと思います!
さんまが大好きなので(笑)
そして、このデザインどこかで見覚えがありませんか…?
なんと、アンパンマンの作者、私の大好きなやなせたかしさんがデザインしているんです!
そりゃかわいいわけだ。
ちなみに、アンパンマンとやなせたかしさんへの愛を語った記事も書いてます。
良ければどうぞ。
まとめ
ホヤは、貝でも魚でも海藻でもなく、ホヤでした!
こういう、わかってそうで知らなかった知識を覚えると、誰かに話したくなりますよね。
世の中、わかったつもりで気にしないで過ごしていることがまだまだいっぱいあるんだろうな~と、思いました。もったいない。
そして、書いてると食べたくもなってきます。
今度、親が食べるときに一口もらおうかな。
これからも、気になったことはどんどん調べて記事にしようと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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